嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class
渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中
第37回全日本水墨画秀作展にて大賞受賞

みなさん 会員のみなさん いよいよ第37回全日本水墨画秀作展が六本木 国立新美術館で3/2から始まります。 ぜひみなさん 一堂に飾られるすばらしい作品の数々をご鑑賞くださいね。
この度、第37回額装展では、栄えある大賞を受賞いたしました。
このような大きな賞をいただきますとうれしさよりもこれからの自分の水墨画に対する意識が大きく変わってきます。その責任を感じております。
大賞という大変大きな賞の重みをずっしり感じながらまだまだ未熟な水墨画の腕 書の技法をもっと初心に返ってやり直し、更なる向上につなげていかないと行けないという大きな使命を感じております。
生徒のみなさんからも激励の言葉を頂戴しました。ありがとうございました。
これもひとえに、多くの皆さんと気持ちよく水墨画教室をやりながらエネルギーをもらったおかげだと思っております。
本当にありがとうございました。教室でも、熱心にみなさん足を運ばれ日々上達してゆく方々を目にしては私も心が大変穏やかに安心します。
教室とはこういうところです。喜びをもらったりエネルギーをもらったり。。。。。
みなさん、私の今回の作品は、囲炉裏の人間味溢れる一こまを水墨画で描きました。
囲炉裏を囲む人々の生活感を少しでも表現したく今回水墨という表現で試した作品です。
3/2より始まるこの第37回全日本水墨画秀作展覧会 どうぞいろいろな個性溢れる水墨画の数々をご堪能ください。
この度はすばらしい大賞をいただきましたことここにご報告させていただきます。
ありがとうございました。
平成23年3/2より13日まで新国立美術館にて開催されます。(東京 六本木)
みなさん ぜひお誘い合わせの上ご鑑賞くださいませ。
第37回全日本水墨画秀作展 入選入賞作品集には日本はもとより世界からの水墨画の数々が紹介されています。
今回表紙として使用されました。秀作社出版 3990円にて発売中です。
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春めいた陽気の中で

みなさん こんにちは もういよいよ春めいた陽気が日中は感じられる季節になりましたよね。
春はわくわくするのですが、どうもまた恐怖の花粉症が忍び寄っていて目がじわじわ痒くなっています。
さて、みなさん 最近は多くの方が何か新しいことを始めたい気持ちになるのか結構水墨画や書道に感心を
寄せてお問い合わせくださる方が増えています。
冬の寒い季節だとどうしても身体も精神も内にこもりがちですが春は何かを始めたい気持ちになりわくわくするんですよね。だからこそ思い立って電話をくれるのかもしれませんね。
さて、今回はそんな穏やかな気候の中の田園風景を澄み切った緑を入れて描いた一作です。
鏡のように柔らかな日差しを反射する田んぼ また静かな山間の田園風景 吹き抜ける澄み切った初夏の風。
水墨画は水を知って水に任せてしっかり描くことができればこんなにも澄み切った色も表現できますし何よりも
水みずしさが醸し出されるのです。
私も、元々はこういう田野の風景がある土地に暮らしたこともあり、こういう風景の中に身をおくととてもやさしくなれます。
都会の生活はとても無機質な光景が多いので時々心まで冷たい無機質のような仲間入りをしてしまいますが、もうすぐ本格的にやってくるやわらかな春の陽気の中ですこし都会からはなれ田野のあるのんびりした郊外へ足をはこんでみようかなあ。
みなさん、もうすぐ春。また穏やかな心になれる季節がすぐそこに。春の足音が聞こえています。
よい日曜日をみなさんお過ごしくださいね。
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嵐酔が教える 中国水墨画&書道のQ&A

表参道で嵐酔が主宰する水墨画 書道教室Q&A
Q:いつから入会可能ですか。また、入会にあたってどのような手続きが必要でしょうか。
A:入会は随時受け付けております。入会される前は何かと不安なことも多いはず。そこで無料体験を行っていますので入会をご決定される前に一度無料体験で体験していただくと教室の雰囲気や指導の様子を実際に感じていただけますので無料体験をおススメいたします。ご予約制(ブログ内教室情報よりメールにてお申し付けください)
勿論、無料体験を受けて必ず入会する必要もありません。ご決定はあなたさまのご判断でかまいません。(無料体験は特にこれと行ったご準備も不要です。)
Q:書道 水墨画の学習の進度はどんな感じでしょうか。
A:書道は、特に書の線を学んでいただき、毛筆で5書体の書体が表現できるように指導いたします。神奈川県に本部を置く(社)大日本書芸院の流れ組む正統な書道を学べます。昇級にも対応し毎月の審査も可能です。こちらは毎月課題がありますので、昇級を考えている方には必須です。
その他の指導では、自由に学ぶ書道があります。こちらは昇級にだけこだわるのではなく、自分のペースで自由に書を楽しんでいただきたい方の為にあります。とくに名前や住所を毛筆でとお考えの方にはそれを専門にした実用書道コース またかなを専門に学んでみたい方にはかな専門コースなどご要望に応じて対応しております。
水墨画については、日本でも数少ない中国本場の中国水墨画(大写意(水を大胆に使用して描く中国ならではの技法)と工筆画(中国版日本画)を学んでいただけます。
中国の水墨画は、墨の濃淡 カスレを十分に活かして描き上げますので高度なところもありますがまずは基本をご自身のペースに合わせて指導し、実際に一人一人の為に筆の使い方をお見せしながらお手本を見ながらじっくり学べます。カリキュラムにそって初級から上級 師範科へとあがっていきます。 基礎では「四君子(蘭、竹、梅、菊)」をはじめ、初級では季節を描くこと その季節季節の植物を描きながら簡単なはがき絵なども制作します。 また年賀状など季節の水墨画のお葉書をお教えします。中級は、動物や建物 またやや上級な草花などを 上級では、目に見えない霧 雨 雪 また上級の中の草花 牡丹や月下美人などをテーマそれぞれに分け皆さんの好みをふまえて手本をお渡しします。
早い人では約3年から4年ぐらいですべてを網羅することが出来るようになっています。
中国水墨画師範科コースでは終了後には中国水墨画指導者資格を申請し取得できます。
(中国蘇州画院国画家指導者)
Q:みなさん どんな方がいらしていますか。
A:場所柄、お仕事帰りの比較的若い女性の方が多いですが、男性の方もいます。また、ご年配の方も趣味としてたのしく筆をもたれています。
中には海外からの生徒さんも多く、韓国、アメリカ、カナダ、英国、タイなどからも熱心な生徒さんが筆を持って学ばれています。(英語で指導しています)
もちろん講師資格を目指して会塾を目指される方もおられますがそのような方たちばかりではありません。生涯の趣味として気軽にやっている方の方が多いです。絵や書を楽しむことで心の保養をなされているといった具合でしょうか。時折、気楽にお話などもかわしながらやっています。
Q:お稽古の曜日はどうなっていますか。
A:みなさんお越しの方には、各曜日をあらかじめ決めていただきその時間にお越しいただき学んでもらっております。固定制になりますがその分確実にお席を確保していますのでがやがや騒々しいところで学ぶということはまずありません。限定された方々のために指導を集中させてもらっていますので必ずのびていけます。なお、お仕事などで来ることが難しいときには振替の制度もありますのでぜひお気軽にご利用ください。
教室は土曜日以外全て執り行っていますが、表参道教室は昼間は指導者が出張教室 カルチャー教室への指導につき平日は夕方から夜 また日曜日は午後から夜7時迄とさせていただいております。
Q:教室では道具は購入できますか。
はい、出来ます。水墨画 書道、初めてのかたには特に筆や紙など質的にも分からない物が多いかと思います。書道、水墨画のお道具は当教室で指定の道具も購入できますのでお気軽にお申し付けください。
書道一式(紙も含む)9500円 水墨画一式(紙も含む)10000円となります。一通りそろっていますのですぐ始められます。※材料費の値上げに際し若干の値上げになりましたことお許しください(前回より1000円割高)
なお、教室では既にお持ちの方には無理にかってもらわずご自身のお道具を大切に使っていただきます。ある物は節約していったほうがいいですよね。 使えないものや持っていない物だけでもばら売りをしています。
Q:展覧会などにも対応しますか。
はい、もちろんです。特に、中央の水墨画壇や書壇や正統な協会での発表で真の実力があることを証明できるように国内の公募展覧会は勿論国外にもご出品可能です。もちろん強制ではないのでご自由に参加できます。特に、開かれた展覧会での公正な審査に定評のある公募展にしか出品しませんのでご自身の向上のバロメーターにもなると好評です。
みなさん、ご参考迄に。詳しい教室情報は教室情報をご覧ください。
お問い合わせなどは下記メール迄お気軽にお寄せください。みなさんと出会える日を心より楽しみしております。
洛陽中国書法水墨画院
矢形 嵐酔
londontottenham32iromance@gmail.com
TEL:03-3409-2988
墨の香りに酔い、心の模様を墨色に託して一緒に筆を運んで楽しんでみませんか。。。。。
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生徒さんにも笑顔

みなさん おはようございます。 少しだけ寒さ和らぐ日差しが注いでいます。
ポカポカ天気で日中はまさに春みたいですよ よかったあ
さて、今朝は教室展に向けてみなさん熱意がこもりがんばってきている様子です。
水墨画 書法を学びながら綿密に順を追い、生徒さんたちも確かに向上している様子がうかがえます。当の本人が一番感じてるってことが描く様子をみてその絶え間ない笑顔でわかるんですよね。
水墨画 書の教室としては、私の教室は、好きな課題に移れるように基本を徹底し、何が何でもそれを時間をかけてやります。 でその後は課題がありますが基本的には本人が一番好きなもの やりたいものを徹底的に学ぶ 絵や書を綺麗に描くよりもそれを作るために一番必要な筆使うや水の技法を集中的にやるようにしています。
でも感覚は好きな課題だから苦にならずやっていける 確かな力が身につくという連鎖的な学習なんですね。
写真の生徒さんも習い始めのころは大変迷われいろいろ悩んでいたかと思い出します。しかし、何が一番よかったか。 答えは一つ それは諦めないで筆を持ち続けたことでしょう。
確かな向上が見られひとりでそれなりに描けるようになりましたしね。
生徒さんの笑顔を見るときはいつでも私はいつも心に幸せをもらいます。
これからも生徒さんが確実に延びてゆくそんな指導を怠ることなくがんばってみたいと思う今日この頃でありました。
金曜日どうか 平和でありますように
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意在筆先

みなさん おはようございます。
霧雨がかる朝です。 もう厳しい寒さも和らぎはじめました。 後少しでいよいよ穏やかな春になりますね。
花粉症は怖いが(笑)
さて、今朝はこれ
「意在筆先」
中国水墨画 書法では特に大切な意味を持つ言葉で我々もよく意味を理解しています。
水墨画では、絵を綺麗に仕上げる 書では綺麗に字を書くという意識でみなさん 作品を仕上げているかもしれませんが、まずはすべての線 特に書法の線を徹底的に学ぶ それが生きてこそ水墨画につながり また奥の篆刻までにつながる いわゆる書画一致の世界です。
私も作品制作ではとくにこの「筆先在意」 を意識しています。
私の生徒さんにも絵を綺麗に描くよりも筆先に意味をもつ筆法を学んだほうが確かな作品になるといっては見せて徹底します。
一つ一つの課題を直すより、筆意のある筆法を学ぶ機会を与えれば必ず確かな作品ができてきます。私はその方法です。
書は短くても10年 篆刻同様 水墨画 短くても8年 そういう時間が絶対的に必要で 2、3年だけでは筆意 筆法 その他諸々の技法は身につくものではない 私は実際に審査をしていました折に線をいればどれだけ鍛錬してきたかはよくわかるんですよね
みなさん 筆は自分自身の心の手の延長です。
心を込めて筆を握って筆先に心の模様を入れて描きたいですよね。
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国際中国書法国画家協会 ICCPSより募集

国際中国書法国画家協会は以下のような方を求めております。
この度、遼寧省中国美術家協会様 また国際中国書法国画家協会との連携をかね日中書画交流にご協力いただけるような作家さんを募集させていただきます。
ぜひ、私はと思う方や他薦でもかまいませんので何卒一緒にご協力たまわれる方がいらっしゃいましたら
下記のメール迄、「国際中国書法国画家協会 選考希望」でご連絡ください。おってご連絡申し上げます。
なお、国際中国書法国画家協会の役員としてお迎えしたいと考えておりますが、私一存では参りませんので
中国遼寧省美術家協会 役員様 また国際中国書法各国役員様のご賛同の上 決定の上選考させていただきます。
どうか日中での筆文化交流に私もと思われる方で、特に中国水墨画を描ける方で、水墨画について高い技能をお持ちの方か書について高い技能をお持ちの方に限定させていただきますので何卒ご賛同ご協力賜りますようこの場をお借りましてお願いいたします。
国際中国書法国画家協会では今年の秋口にでも中国本土での国際交流展をと考えておりますのでご協力いただける方を今回数名のみ募集させていただきます。
詳細については選考後にお返事させていただきご面会できればなおよいと考えております。
なお、招待としてお迎えするにあたりまして特に会員としての会員料は必要ありません。
(展覧会については出品料免除)表装 送料のみといたします。必要経費のみです。
自薦他薦は問いません。
また年齢も関係ございません。
日中の水墨画 書画交流に一躍となっていただける高いお志の方を今回は募集させていただきますので何卒よろしくお願いいたします。
以下のメール迄作品お写真と簡単な画歴 書歴をご紹介ください。
おって基準に相当すると判断した場合はメールにてご連絡させていただきます。
何卒みなさんよろしくお願いたします。
応募先:国際中国書法国画家協会 本部
矢形 嵐酔
londontottenham32iromance@gmail.com
【掲題は 国際中国書法国画家協会 選考希望」まで
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絆

皆さん おはようございます。
毎日寒いですが日々ご苦労様です。
さて、 今朝は、墨を通して繋がっている絆について。
私が水墨画 書をはじめましていろいろみなさんからも多くの笑顔とか喜びをいただきました。
病気を克服し描くことが一番の楽しみとなったり、またお孫さんやつながりのある友達がいてその方のために大切な贈り物として作品を描いてあげたり、今まで見えなかったものが見えてきたり。 まさにそんな声をいただいています。
水墨画や書っていったい何のためにやっているんかと考えてみるとき、習われている人はそれぞれに純粋な気持ちがあるんですよね。
解答は、人と自分とのつながりのためにではないか。
誰かにみてもらいたい 何か心に響くような作品にしてみたいなど 人は何かしら絆でつながっていたいと思うのかもしれません。
もちろん、普通にものを買い贈り物を差し上げるのもまたいいでしょう。しかし、自分が筆をとって自然の本当の姿を目にし、そこからそれを描く そしてその相手の方を思いながら一筆一筆に入魂する。
私はそういう時間が何か祈りのようにも思えて大変心が落ち着きます。
みなさんもぜひ筆を握ってみてはいかがでしょうか。
誰にだってできることです。
気持ちさえあるならば
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情景を描いてこそ

みなさん おはようございます。
冬の日差しが柔らかに降り注いでおります。
さて、今朝の名句 川端 芽舎の句で、
「しんしんと 雪降る 空に 鳶の笛」
いやあ見事な一句 硯に静かに墨をすり下ろしながら目を閉じこの名句の情景を想像いたしました。
広大な大地に真っ白につもりゆく雪 空間一帯に舞う雪の花
灰色と白の世界の大自然の中を一匹の鳶が軽快な声を高らかに空を回っているそんな様子を私は想像いたしました。
書も水墨画と同様にただ情景を書けばそんでいいのではなく、書き手がその言葉の意味する情景 心情に一致していかなければ言葉を生きた線で書くことはできないと思う。
今回 スケールの大きな作品でしたが、真っ白な紙にきりっとしまった墨の美しさがより一層にこの名句と重なり合って目には見えない深い美の世界を生んでいるそんな気がします。
詩人の心が感動を受け、限られた字数の 中で息吹きのする句になるためには詩人もその対象の世界に心を置かなければなりません。
それといっしょのように我々、書道家は、線に託された書き手の心を常に表現していく努力がいる。
私は、今回、このような素晴らしい名句と出会いまた自然の中に感動を受けた詩人と共に心を共感し合えた実感をかみしめています。
出来上がった作品 アトリエにて飾ってみました。
ではみなさん、みなさんも何か小さな美を見つけて心を癒やしてあげてくださいね。

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粛々といけばいい

みなさん おはようございます。
月曜日がまた始まりました。 1日1日を気持ちを入れて過ごしたいと思います。
さて、本日 今朝は竹の力強さに心うたれその勢いのよさと同じように皆さんも日々粛々と歩まれたいと思います。
現在、日々嬉しいことに多忙を極めておりますが、多忙と申しましても私の書画活動においてでありますからそんなに苦とも感じてはおりません。
ただ、1日の時の移りゆく速さがまるで新幹線のようであっという間であります。
時間というのは不思議ですね。
みな平等に24時間与えられているといえども人によって時間は伸び縮みするんですからね。
現在、協会の急速な中国発展 また西ヨーロッパ会員の増加などなどで協会一眼となり安定化に向けて 駆け回っております。
みなさんからも多く激励メールもいただき私の使命として努力しています。
水墨画で描く竹のごとく私は天まで延びゆく竹のように皆さんとの親睦 協会の安定に向けて粛々といけばいいと決意新たにしています。
皆さんも粛々と何事にも努力され、道を一歩一歩歩まれますように。
平和な1日でありますように。

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水墨で描く色使い

みなさん こんにちは いかがお過ごしでしょうか。
私は、来月 中国遼寧省美術家協会 役員就任パーティーに出席の為にばたばたと一日書類やら揮毫会の制作に追われる中こそこそと絵を描いておりました。
さて、今日のお話。それは水墨画の色についてです。
色というのは水墨画でいいますと、濃淡のことをさしますが墨色というのは一番大事。
今回写真のような女性をさらっとかいておりますが、これも中国画流の用法で水墨淡彩にしてあります。
最近は墨彩画として結構ばりばりと色を多用している人もおられますがなかには色が中心になりすぎてなかなか水墨画としての要素が否定されてしまっている作品なども見られます。
ここで、色使い 特に顔料を使用して彩色する色についてお話ししますと、あくまでも墨彩画となっても水墨画の領域である以上に水墨画の墨本来の濃淡が中心でないといけないのですね。
あくまでも顔料で彩色する墨彩画でありましてもそれは墨色を引き立てるだけに最小限でないと行けないんです。
墨色は、時折、彩色とのコラボで極めて引き立つ時がありますが墨彩画でもやはりうまいなあと思う作家さんは全ての方が淡い彩色しかしないのですね。
私の故 師匠も水墨画はあくまでも墨彩画になっても水墨画というもの。彩色は墨色7割 彩色3割に押さえて描かないといけないとアドバイスしてくれたことがあります。
私の教室でも、新しい方々がやってこられると色を使ってまずやりたいと言う方もいるのですが
色をうまく使うようになる為には墨色をきちんと理解し、水墨画の原点の墨色をマスターしていかないと描けないのです。
ですから、勿論、彩色の勉強はしますが墨色をマスターしてもらう為に墨のみで学んでからになると説得します。
水墨画もきちんと土台を習得しようとしたら2、3年では到底無理です。描けたようでもその道の人がみたらよくわかります。
ですから、私の教室でも、きちんと十あることをきっちりと十教えていきます。
飛び級などはないのです。
そうした連日の練習が不動の技能を育て上げると思っています。色の勉強 学んでいる方もたくさんです。
みなさんの彩色の勉強にどうかきっちりと時間をかけすばらしい墨彩画の世界に酔いしれてくださいね。
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プロフィール
Author:嵐酔
Ransui's Sumi Art class
●矢形 嵐酔(諭)【渋谷・表参道・恵比寿で学ぶ本格的な水墨画(中国水墨及び日本水墨画)と書道/かな書道/篆刻/アート書道の世界を】
渋谷・六本木、表参道・恵比寿、銀座にて本場中国画流の中国水墨画/日本水墨画・工筆画、一般書道/篆刻教室開校中。お気軽にいらしてくださいね。陽気で話し好き気さくな書道水墨画家です。
伝統を大切にし生徒さんと対話形式で生徒目線に立った徹底した創作活動及び指導に情熱を燃やす。
【主な役職】国際中国書法国画家協会日本本部代表会長
国際書画連盟理事審査員・公益社団法人大日本書芸院審査会員・一般社団法人全国水墨画美術協会評議員・中国遼寧省鞍山市美術家協会理事・国際水墨芸術大展評議員会員
・英国ロンドン中国画家協会特別招待作家・一般社団法人墨神会外部審査員 (元)新宿朝日カルチャーセンター水墨画講師歴任
【主な受賞歴】国内外の水墨画公募展や書道展にて国務大臣賞の内閣総理大臣賞・総務・外務・文部科学大臣賞 参議院議長賞など受賞歴多数
各局メディア出演多数 日貿出版より執筆多数。
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