嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class
渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中
頭ではない 体で覚えよ。

みなさん こんにちは すがすがしい秋晴れです。
今日は今朝方から台湾国際書法展覧会に出品する賛助作品を制作しておりました。
こういう日に墨をゆっくり摺りおろし心を静かにして筆を豪快に走らせて書作するのもまたたいへん気持ちも引き締まります。
さて、今日の一枚はこちら。
これから冬に近づくなかで大空にとびたつ二羽の鶴を墨の濃淡だけで描いた作品。
今日の書作の傍らに描いたもです。 水墨画を学ばれる為に連日多くの生徒さんさんが入門されているのですが
一番言いたいことを伝えておきたいと思います。
水墨の世界や書道の世界で力をつけて自作できるようにするには、いい師匠に付くという事も大事ですね。
力のある師というのはまずはじっくり筆さばきを見せてくれますね。
なんどもそれを真剣に観察する事で自らが自分で発見するという姿勢も必要です。
受け身にならないこと。 よくプリントなどで描いてくださいなどという所も多々あるようですが初心者の方が本当に描けるようになるにはそういうのではまず無理です。
本で学んでいるようなものなので自宅でも出来る事
ではなく、しっかりその人の描いているもの 書いているものの本質をとらえさせどういうふうに筆をさばくかをまじかに何度も見せつことこそが一番いいと感じています。
手本を手本の通りに書き写すことではなく自分なりに研究を重ねて何度も師の筆さばきを研究する前向きな姿勢が
力を高めるいい方法ですね。
頭で理論的におぼえるというのではないのです。体で五感で感じて筆を持って繰り返し継続することをしない限り
うまくはなりません。
しっかり体を 五感をつかってどん欲に学んでみてください。そうしましたら必ず道が開ける事でしょう。
私も以前はなんどかプリントなど使用もしていましたが語学の勉強ではないのです。
技能です。
大工の弟子が一人前の家を作るのと同じ 師の腕をまじかに見ながら体で会得する 何度も自分で研究をして体験していくこと それが一人前になる道です。
みなさんもぜひ腕のある師 自分がこの先生だと思う師を敬いしっかり自分で観察をするという姿勢を忘れず
筆を握ってください。
きっと見る見るうちに上達感を得られるはずです。

▲個々人の問題にきちんと向き合う事が大切 できていないことをほおっておかないこと繰り返す事が大事ですね。

▲徹底してみせることが我が教室でのモットーです。これからも変わりません。


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書画研究会

みなさん こんにちは 今日はこちらです。
我が友人でもある遠藤先生とは書を通じて芸術の交流を深めています。
友人というのは大事なものであり、さらに、同じ文化をもって交流できることはなおさらうれしい気もします。
遠藤先生は書道をとても愛され、時折時間を作ってくださいましてこうして我がアトリエにお迎えをし一緒に
書作研究会を実施しています。
今回は作品を淡墨で書作する前衛書をもって研究をしました。
いつもこうして書道を通じてお互いの書作の研究をしながらこれから必要な改良をお互いに意見し合いながら
研究を行います。
どの字がいいとか悪いとかではなく、書とはその人の感性からその時の瞬間にて書作されるもの
ですから無限に可能性もあり、そして個性というものも発揮されます。
ですからそれを一番念頭におきながらお互いのよいところできないところを意見し合いながら書作に明け暮れております。
これからもお互いに良い字を発表できるようにともに仲良く筆を持ち続けていければと思うのです。
今回も本当にご苦労さまでした。

▲私は風林火山を書作しました。


▲静かに筆をもって書作を重ねる とても有意義な時間となっております。

▲左が私 右は遠藤先生の書作となっています。

▲最終はこうした大きな書作品として制作 来年の台湾書法国際展への出品を考えています。


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牡丹の美

みなさん こんにちは 今日の一枚はこちら
墨彩画で描く牡丹です。 水墨画でも花の王者でありやはり威風堂々とした花ですから
描いていてもその王者に君臨したすばらしさが伝わります。
水墨画では色もときどき遣いますが、やはり墨色とのバランスも大字ですから墨色を引き立てるような彩色でありたい物です。
教室では現在、毎年恒例の誌上展覧会に向けてそれぞれの生徒さんが水墨から墨彩画までを楽しんで描いています。
なにわともあれ、一生懸命に観察し一生懸命に練習を繰り返す事がいちばんですね。
牡丹を描く方もいますが、かなり花のバランス 色彩も難しい課題ではありますがやりがいもあるはず
美しい貴方だけの牡丹を描いてみてください。
牡丹の高貴な花に心を酔わせることも出来るのです。
みなさんもぜひ牡丹に挑戦をしてみましょう

▲掛軸にはもってこいというほどの牡丹です。良い画題です。描いていてたのしいな

▲F6号の作品 墨色とのバランス 配置も重要ですね。

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六本木教室から 真剣なみなさんたちといっしょに

みなさん こんばんは
すがすがしい秋の一日になりそうですね。 今夜はだいぶ空気も澄んできているので
オリオン流星群が見られるそうですよ。
今日はこちらです。
先日の六本木教室です。今回は、つばめと柳を描いていただく事にしました。
毎回の事ですがみなさんの水墨画に取り組まれる姿勢はとてもすばらしいものがあります。
みなさんはメモを取られながら調墨の仕方や色の配色方法など事細かなところにわたってしっかり学ばれています。
勉強とは単に見ているだけではダメで、本当に上達しようとしたらやはり受け身ではいけない。
積極的に質問したり、疑問をその場で解決していくそういう姿勢も必要ですね。
ですからそういう意味でいいますととても六本木教室のみなさんは熱心でして最近は全体的にもみなさんお一人お一人がとても上達をして来ているなあと感心をしています。
風吹く柳のしたを二匹のツバメが楽しげにとんでいるそんな風景を描きました。
飛んでいるつばめというのはかなり難しくご苦労もされていましたが最後の最後まで筆を握っては繰り返されて描かれました。
私もなんとか後押しをさせていただき全員、満足のいく今回の課題をこなされました。
要となるのはこつをお教えしてあげる事 それが絵をうまく描けるポイントです。
これからもますます上達をされる六本木教室のみなさんを応援し続けたいと思っています。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。


▲つばめの形を繰り返し練習されておられます。とても熱心です。

▲筆を楽しく持ってくださっているので素直に水墨画も描けておられましたね。この調子で参りましょう。

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大字書 風林火山を書く

みなさん こんにちは いかがお過ごしでしょうか。
今日の一枚はこちら。
土曜の休暇を利用いたしまして今日は大字書に挑戦してみました。
書いた字は武田信玄の「風林火山」です。
「風林火山」とは、
甲斐の戦国大名・武田信玄の旗指物(軍旗)に記されたとされている「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」(疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如し、侵略(しんりゃく:おかしかすめる)すること火の如く、動かざること山の如し)の通称であると記されています。
つまりは、武田信玄が戦いにおける四つの心構えを述べた語であるのだ。
風のように素早く動いたり、林のように静かに構えたり、火のような激しい勢いで侵略したり、山のようにどっしりと構えて動かない意。
転じて、物事の対処の仕方にもいう。時機や情勢などに応じた動き方であるらしい。
(四字熟語辞典から)
戦に勝つ為にはそれなりのすばやい判断力、そして真剣に戦うという心構え 不動心を養うことにも重点がある。
この熟語を書いているとまさにその心境に浸っているような信玄ならではの戦国武将の心意気が伺えるのです。
今日は淡墨で挑戦しましたが結構大きな紙を使用して墨を
いい具合にすりこうした発色をよくすることにも気を配ったのでたいへん疲れてしまったがやり終えた感はとてもすかっとしていた。
大字書を大きな筆で一気に書き留める心境、筆と墨 紙に対する配慮などをしっくり静かに考えがら、迷う事無く無の境地にたって書くということはとてもたいへんな精神世界である。
そういう書の世界を通じて戦の時の深い精神性を感じ入る事もある。
今日は久しぶりにものすごい疲労があったがその一方で何かものすごい大きな心の達成感みたいなものを感じた
瞬間でもありました
また日を改めて大字書もいろいろ挑戦していきたい。

▲半切に書いた風林火山 左が私で右は遠藤先生 土曜のひとときを大字書でお稽古 また後日にその模様を記したい

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国際書画展にて出品しました

みなさん こんばんは いやあ寒くなってきましたね。
北海道では初雪観測だそうで冬に近づいております。
さて、今日の一枚はこれ。
この度、門弟の多くも積極的に国内外展の水墨画 書法展覧会へ出品を重ねていまして私もその指導の傍らがんばって制作もしております。
生徒さんがますます上達をされま、いろいろと積極的にがんばって進んで展覧会への出品を重ねてくれていることをとてもうれしく思います。
そして結果も上場でほんとうに上達をしているなあと感じながら、一方で私ももたもたして入られないとこの作品を仕上げました。
作品は全紙サイズで結構迫力もありまして軽快に初夏のころを遊ぶ鶏を水墨画で描いた物です。
動物を描く事はしっかりスケッチ 写生も必要ですね。
その為に私は何度も描きたい物を昔はスケッチを重ねてました。やはり良い絵を描くのは本物からですね。
今回、藤の花はにじみを存分に活かしたはつ墨といった技法で大きな筆を遣って一気に染め上げました。
そして藤の花の潤いを描きながら一方で軽快に踊る鶏を描いてみました。
静と動の世界をお届けできたでしょうか。
水墨画はほんと楽しい。こうして生き物がいきいき描けることでまた絵にも命がこもりほんとうに絵筆をもっては楽しんでいます。
みなさん ぜひ筆を持ってみて貴方らしい水墨の世界に挑戦してみては如何でしょうか。
これから国際展に向けて出品を重ねてまいります。

▲白の色を使用せずに鶏の体を描くようにします。それが紙の地の色なのです

▲一方の鶏は黒の墨を基調に描いてみました ひよこを描く事でたのしい一こまが描かれいきいきした庭先の様子がうかがえます。

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絆を作る

みなさん こんにちは
今日は雨になりました。 少し肌寒い気がしています。
今日のテーマ「絆」
絆というのは相手を思いやりながらお互いを尊重しともに助け合うような心をもって接していることだと
考えています。
絆を作ることはやはり信頼ではないか。
私の教室でも多くの生徒さんが足を運んでくれているこの現実をきちんと把握して、助け合いながらお互いを認め合って確固たる絆を作っていくことが大切だと思っています。
絆があるということはたいへん尊いものであります。
ですから信頼をもらって来てくださる生徒さんにも心で接する事もできます。
単なる指導だけではいけませんね。
やはりいつも一人一人に心をもって接していくこと それが出来る為にも私は一人一人とかけがえのない
絆を結んでいく事だと思っています。
絆というのは初めからすぐにできる物ではありません。お互いが気持ちよく接する事ができる
相手をまずは思いやれる心を養う事で出来てくるものなのでしょう。
教室だけではなく、また社会でも多くの人々と暮らすこの現在、周りの周囲のことを少しでも思いやれるそんな社会であってほしい。
そういうやさしさや思いやりがあってこそ多くの人とともにつながる絆ができ、やさしい地域社会が生まれてくるような気がします。
私もまだまだですからもっと心を磨いて出来る事からの絆を育んで参りたいと思っています。
教室の全てのみなさんと絆を共有できるそういう教室でありたいと思います。

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国内外の展覧会にむけて

みなさん たいへんご無沙汰しております。
最近は外部の指導などなどの回数が増えましてあちこちいったりきたり。
なんとか毎日 おかげさまで多くの筆仲間とがんばって歩んでおります。
さて、今日はこちら。
日々、海外の方々も多くの方が日本人とともに筆をもって一緒に書道や水墨画を学んでいます。
みなさん とてもいきいきと筆を運びながら周りの人とコミュニケーションをとりすばらしい豊かな教室になっております。
本当にありがとうございます。
日々の活動の中で毎年同じ事ですがこれからは教室の年間行事の一つでもある誌上展覧会や国内外の展覧会など多数の活動が待っております。
そういう活動を通じ、みなさんは一年のうちで一番研究する機会を得まして、さらに飛躍的な作品を制作できるようになっていきます。
ただ描くだけ書くだけではなく、繰り返し練習を重ね、最終的にいちばん納得のいく作品を作る為にそのゴールに向けて何度も妥協せずに取り組むという過程が一番大事なんです。
展覧会に出品していくことは、展覧会でいい物を見せるのもそうなんですが、それよりもまだ大事な事、最後まで諦めないで一生懸命に取り組むこと、研究する事、どこが悪いのか、出来ないところを見つけて改良していくこと
そういう制作の上で取り組んでいく姿勢こそがさらに自分を高めるものになるのです。
いろいろな作品会が迫っています。
どうかみなさんご健闘のほどを。
一生懸命可能な限りに支援させていただこうかと思います。
がんばりましょう。

▲横長の作品に挑戦している生徒さん。色使いもとてもよいですね。後は書を入れるのだとか。

▲書の作品を墨を摺り卸して真剣に書いている生徒さん 近代詩文に挑戦です。


▲こちらは教室誌上展覧会に向けて作画している生徒さんで工筆画(細密画)でオウムを描いています。

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水墨画 写意で描く鯉

みなさん こんにちは すがすがしい秋の土曜日
いかがお過ごしでしょうか。
今日の一枚はこちら。 写意で描いた水墨画の鯉です。
生き生きとした鯉を描く為に今回は筆の側筆画法で描いたもので、側筆画法とは
側面に色を二色以上を混ぜて描くものです。
そうする事で作品がとても色が豊かになりまして生き生きと描けるようになるのです。
鯉の姿に蓮の池の様子で描いていますのでとても臨場感があるようにしました。
静かな蓮の池に静かに優雅に泳ぐ鯉を描いては私も眺めながらゆったりとした気分になります。
鯉は当教室では中級の画題です。みなさん今や中級の方が増えた中でしっかりと練習に励んでくれています。
鯉も描いている方も増えましてほんとうにみなさんの向上にも必要なのでこうして時折私も作品を見本として描いております。
みなさんも写意で描く優雅な鯉を描いてみてはいかがでしょうか。

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道を磨き続けること

書道 水墨画を学ばれる方があしげに通ってくださる教室になる一方で、私は自問自答しながらこれでよいものかまだあかんなあなどと日夜迷いばかりである。
道をそれなりに極めるというこのとてつもない旅は永遠でありながら、
今日よりも明日がさらに自分自身が反映された心の書や水墨画を生み出す為に毎日が葛藤である。
人に教えるという現実のなかで、これでいいと思ったこともなく、もっと精神的に鍛え込まないとだめだなあと思う日々である。
生徒さんは私の腕をみて心を混めて足を運んでいある。
私は日々の努力こそが私の明日を支えるものであるといつも良い聞かせながら筆と自問自答の日々である。
「道」というのはまっすぐではない。
思い込みも行けない。これで良いだろうなんて思っている以上は先がない。
美しい作品を書きたい訳でもない。
今日のこの日の自分の心模様や叫びのようなそんな魂の固まりのようなそんな作品と出会いたい。
書道や水墨画をやり始めてかれこれ20年以上 けっしていいと感じた作品がまだまだだ。
それはこころが座っていないのかもしれない。
世間にも最近では若手の作家があれやこれやと活動もしているがどうもしっくりこない。
見せ場的なそんな即興の作品ばかりでこれやと感じるものも出会えない。
しかし、そんなことが多い中でもかげながらにひたすらに筆の道に邁進し、人以上の活動で真の作家という方もいる。
私が思うに、NHK の趣味講座でも紹介された柿沼康二先生や王子江先生
彼ら先生方の思い入れは半端なくすごい。
けっして周りを顧みない。自分だけの魂の固まりのような作品ばかりで見ていると聲が聞こえてくるようでせまりくるものがる。
それはおそらく自分を極限に追い込みただならに人以上の努力の賜物みたいな気もする。
やはり本物はまったくちがう。偽りもないし、ひしひしと心に響き渡るそんなものすごいオーラを秘めている。
今の時代にたいへん貴重な方達だ。
私もまだまだ未熟ではあるがどれがいいのかぐらいはなんとか分かる。
だからこの私の書や水墨画をもっと魂のこもった作品に仕上げる為にまずはできることを修行と信じやってみたい。
臨書5時間は厳しいがそれなりに。
毎日 静かに筆をもって対話を重ねる。
そういう中でもっと中身を鍛えねばならないだろう。
日本の書道や水墨画界はあまりにピラミッド形式でお金も多額に必要でふと疑問を持つ事もおおい。
しかし、今思う事、それは書や水墨画が好きだからこそそういう世界に固執せずもっと大きな視点で自分を泳がせてみたい気もする。
まずは自分をもっと鍛錬して人の心の琴線に響き渡るようなそんな作品が生み出せるように自分を追い込みたいと思う
それが出来たときにきっと理想とする「道」誰が見ても不動であるというそんな境地に立てるような気がしている。

▲人に教えるために日夜、厳しい修行が必要な気がする。教える事が喜びでははく、生徒さんがみて心に響くそんな教えを与えられるようにしないといけないのである。

▲教室が終わっても納得のいかない時は何時間も筆を握り続けてしまう私である。

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プロフィール
Author:嵐酔
Ransui's Sumi Art class
●矢形 嵐酔(諭)【渋谷・表参道・恵比寿で学ぶ本格的な水墨画(中国水墨及び日本水墨画)と書道/かな書道/篆刻/アート書道の世界を】
渋谷・六本木、表参道・恵比寿、銀座にて本場中国画流の中国水墨画/日本水墨画・工筆画、一般書道/篆刻教室開校中。お気軽にいらしてくださいね。陽気で話し好き気さくな書道水墨画家です。
伝統を大切にし生徒さんと対話形式で生徒目線に立った徹底した創作活動及び指導に情熱を燃やす。
【主な役職】国際中国書法国画家協会日本本部代表会長
国際書画連盟理事審査員・公益社団法人大日本書芸院審査会員・一般社団法人全国水墨画美術協会評議員・中国遼寧省鞍山市美術家協会理事・国際水墨芸術大展評議員会員
・英国ロンドン中国画家協会特別招待作家・一般社団法人墨神会外部審査員 (元)新宿朝日カルチャーセンター水墨画講師歴任
【主な受賞歴】国内外の水墨画公募展や書道展にて国務大臣賞の内閣総理大臣賞・総務・外務・文部科学大臣賞 参議院議長賞など受賞歴多数
各局メディア出演多数 日貿出版より執筆多数。
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