嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class
渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中
長年筆をもってこその生徒さん

みなさん いかがお過ごしでしょうか。
GWもあっと言う間に過ぎ去りましたが如何でしたか。今日から仕事初めの方もまた多かったのではないですかね。
さて、先日、全日本京都展覧会の審査結果が届きまして出品した門弟の全員が見事上位入賞を果たすという快挙を得ました。驚きを隠せないというのが今日の私の心中でございます。
さて、またその結果は追って発表するとしてそういう結果になり得たことの過程を考えてみたいと思います。
みなさん、足蹴に入会時からほとんどメンバーも変わる事無く一週間に一回必ず起こしになり共に筆を握っています。
そういう人たちが今安定して、そして腕を安心して伸ばしております。
私の指導は、あくまでも生徒さんに考えてもらう授業なので頭を使うというよりは五感で感じて描けるように書けるようにみなさんを導いているのです。
いかに自分で考えてから筆をもつのかという受動的ではない能動的な態度 学びの精神がないとうまくもなりません。
人から教えてもらうのは4割ほど そこを高めていけるかどうかは忍耐と根性 そしてどん欲にこつこつと続けていくという継続の心 そういうものが無い限り何をやってもだめだと思うのです。
そういう意味からしても我が生徒さんが一生懸命にこつこつ毎週筆を元気に持ってくださっていることに深い感銘を感じているほどです。
上記の写真は日本在住でお住みになっている生徒さんのお一方で1年あまりの月日を経て初級を卒業。
また全国の展覧会でも準大賞を初回に取るほど迄になった方なのです。
とても真面目でやる気のあふれる熱心な生徒さんです。

一生懸命に中途半端でない方には私も一生懸命になれます。
もっと導いてあげたいと願うようになります。
まったく泳げない子供が泳げるようになるためにその子供はひたすら失敗をしても諦めず練習を出来るやつなのか
あるいはやはりさじを投げてしまうやつなのか
やはり前者であるならば失敗があったとしても手を差し伸べて教えてあげたいと思うようになる。
これは教える方の本来の思いというか心情ではないかと思う。



上記の生徒さんは上級へと写り漸く工筆の世界を学んでいます。
よくここまで努力され確実な力を備えて来たと誇りにも思います。 よい指導者に慣れるに違いないでしょうね。

我が教室では考える授業がモットーです。
ですから、生徒さん本来が考え、また積極的に学ばれる姿勢さえ有れば必ずうまくなっていけるのです。
簡単に答えをだすような指導では行けないのです。 その人が長年もった筆の歴史の中で、どういう観点で学習をしてきたか、また指導者は本来全ての答えを教えるのではなく、共に考え共に解決するような指導であったかをよく考察しないといけないと思う。
その意味でも、我が生徒さんの着実な成長ぶりには頭が下がる思いであります。
多くの公募展でも多くの門弟が高く評価されるようになった今、これからもますます生徒さんの技能 精神を高められるそんな教室空間でありたいといろいろ模索をしている。
長年、こつこつと筆を持ってくれた生徒さんの多大なご努力に感謝ですね。
これからも大いにすばらしく財産となったみなぎる力 また技法を紙面の上で発揮してくださいね。




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墨彩画 春桜湖面の舟

みなさん たいへん長らくご無沙汰をいたしております。
いかがお過ごしでしょうか。 本日までGWでご旅行やまた帰省をされていたかたも多いのではないでしょうか。
私も昨日帰国を致しまして少々長旅の疲れがでている気がしておりますが、いち早く体をならさないと奮い起こしております。
また、展覧会などの準備などに追われながらばたばたする日々が続くようなそんな気配です。
さて、今日はこちらを。
春の桜を思い出しながら描いてみた春桜湖面の舟です。
春の穏やかな桜舞散るころ、湖面に静かに浮かぶ舟を描いております。 心の風景ですね。
水墨画のよさはこういう心のなかに見えてくるそんな静閑な世界を描く事もできこれはある意味、心象の水墨画にあたります。

最近は、新たに入門される方が多く、その人たちも墨彩画に魅せられてやってこられます。
ただ、やはり基本的な学習をしていないとうまくいきません。
入門の方々にはまずは水墨画の扱いから慣れて頂き徐々に墨彩画へと移行しているのです。
現在では、多く古く在籍している生徒さんも私のブログの中で展示される作品を覗きながら見よう見まねで練習をしている生徒もおられます。
今回の墨彩画も淡彩というあまり派手ではない感じで描いていますのでよりやさしい印象になっていると思います。
色をあまり強く使いすぎない、あくまでも補助として墨色を引き立てるそんな感じでの墨彩画が描けるようにみなさんも参考になさってください。
今回は桜の花が舞散る中の湖面を静かにお届けしております。


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