嵐酔水墨画書道教室　東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界～Ransui's Sumi Art class

渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界　心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える　そんな教室の様子　水墨画と書の文化を活動を通して発信中　

教室院展に思う

桜の花の満開で春色一色の今日この頃。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。

私はよくも悪くも花粉症で鼻水ながらに花を眺めたり、指導をしながら奮闘しております。

さて、夏の教室院展の締め切り月となりみなさん奮闘しております。
日々の教室が大変濃く、また充実した内容でみなさんの実力向上をはかっております。

生徒さんもまた目を輝かせながら自分自身の作品に向かって筆を一心に持っています。

ひたすらに磨きをかける　そこにものつくりの姿勢があるわけで、繰り返しのお稽古でこの時期にみなさんはあっという間に
実力を着実に向上させております。

ご自宅の前のバラが美しく感動したその様子を水墨で。

みなさん、本当に活気あふれる作画　作品つくりに燃えています。
何かに打ち込む　真剣に打ち込めば打ち込むほどその奥の深さを知ります。

それを見ている初級クラス　また入門したばかりの生徒さんもあんな風に描きたいとか書きたいと思うように
なり相互作用でよいクラスの活気につながっております。

若い方が比較的多いので活気はそれなりなるのですが、それよりもみなさん　とても筆を愛情をもってやってくれています。
それこそが教えている自分の生きがいでもあります。

やっぱりはじめから「だめだ」とう声を出す　それでは心も委縮し、おそらくいい作品に出逢えないでしょう。
でも、「やってやる。頑張って最高を作り上げる」という姿勢や心の持ちかたがあるだけで作品に命を宿すようになる。
それはそのエネルギーや思いが筆に伝わり墨に宿るからではないかと思うのです。

「心の持ちかたこそが成功の秘訣。」

適当な心の持ちかたでいい作品が生まれるはずはまったくないのです。

今年こそは思いながら心の持ちかたができていないがために「また来年がんばります。」ではいつが来てもいい作品で会えないのです。

何よりも重要なこと、それは「今を一生懸命にしないと先がない」ということです。

私はそれを生徒さんお一人お一人に伝えております。

我々は作品を生み出す　作り手
それを時間をかけてみてくださる方がいます。

その方のために、そして自分の素直な心の表現のためには１２０パーセントの力で妥協を持たず筆を持たないと
行けないのです。

いくら教え方がなっていても作品を作りだす本人の心の持ちかた次第で大きく変わることになるのですから。

書道を履修される人は教室院展に続き書道院展も重なっているため毎年奮闘していますが
その一年一年の積み重ねは大変大きな向上がありますね。

墨を研究し、また筆法を学ぶ。　

丁寧にやればやるほど実るその実力なのです。

教室の院展は６月　そして
多くの門人の作品が所狭しと大崎はＯ美術館で盛大に展示予定です。

一人一人の作品が輝くとき。

残りわずかな時間をしっかり有効に使われ悔いのない作品をご提出されますように切にお祈りするばかりです。

大変に実力を付けられ風景画を得意とする生徒さんです。さすがですね。

その横ではまた新しくご入会されたメンバーも先をいかれる生徒さんの作品つくりを実際に目にしながら自分自身も
しっかり学ばれています。

みなさんやはり順を踏んで上達を図っています。

水墨画　書道は大変関連の強いものです。「書画同源」その言葉の意味する通り私は筆法やならびに二つに共通する内容を
関連づけて指導をしております。

書がうまくなればまた水墨画もひきたち、水墨画も上達すれば書の筆法に伝わるところもあり。

そういうことを大切にみなさんに接しております。

残りわずかな時間ですがすばらしい力作を完成させ６月の展示会では盛大に作品を披露したいものです。
みなさん　最後まであきらめずすばらしい力作と出会えますように。

ファイト！！！！

●●●速報　墨技シリーズ「光を描く」が全国書店にて好評販売中！！●●●
日貿出版より墨技シリーズであります「光を描く」という技法書が刊行されました。
全国書店にて好評販売中。
私もまた「水を描く」に引き続いて第１線でご活躍されている水墨画家の一人としてお仲間に入れていただき執筆を担当しました。どうぞみなさんの水墨画技能向上や作品つくりのご参考になればと
願っております。ご注文は教室お問い合わせからでも承りますのでご遠慮なく
お問い合わせくださいませ。

●●お知らせ●●
HPが解説されました。みなさんこちらもどうかよろしくお願いいたします。

　　

●●●新規受講生若干募集中！！！●●●
洛陽会　嵐酔水墨画書法教室ではクラスの編成に伴い若干名の新規会員を随時受付いたしております。
当会で少人数で楽しく現代水墨画　墨彩画法　また正当な書道から現代書道まで指導しておりますのでぜひ私こそはとお感じになられた方はご遠慮なくお問い合わせださいませ。
少人数若干名につき定員になった場合は終了とさせていただきます。
なお、お問い合わせにつきましては恐れ入りますが下記のメアドに「教室入会希望」と掲題をいただきご連絡くださいませ。
多数のお問い合わせにつき順次ご対応お返事を申し上げます。

ＭＡＩＬはlondontottenham32iromance@gmail.com
●●上のＨＰ内をご覧いただいてもメール送信画面がありますのでお気軽にお問い合わせを！！●●

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●こちらは7月に刊行されました「水を描く」という技法書　第一線画家の先生方が執筆　協作です。
３０２４円となります。

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初級課題から上級まで　まだ紙の質やいろいろな新しい矢形先生ならではの現代水墨技法を惜しみなくご紹介
テキスト形式として発売されています。愛読書にしていただき水墨画をたしなむ方のよきお友に。！！！
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上記の本をお求めになられたい場合はぜひ最寄りの書店並びに出版社　日貿出版社さまへ直接お問い合わせください。
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サインをさせていただきます。　つきましてはＨＰ掲載のメールアドレスでお気軽にお寄せください。
順次お手配をさせていただきます。

メール：londontottenham32iromance@gmail.com
掲題：「矢形嵐酔先生　書籍購入希望」まで

みなさまのご愛読のほど切にお願い申し上げます。ありがとうございました。　　合掌

御注文は日貿出版社さまへこちらまで

★★★新規会員随時募集★★★
月に４回受講でき集中して、個別の課題に徹底して指導を受けたい人　【振替制度あり】
書も水墨画の世界も上達したい人
やる気があり、継続は力なりの精神で取り組める人はぜひいらしてください。

残念ながら、当会は上達を確実に感じていただくため、以下の方は勝手ながらご遠慮くださいますようお願いいたします。
※集中力がなく、物事を続ける自信のない方
※一つの課題に向き合えない方
※カリキュラムなどに沿って課題を消化できない方
※作品を作るために追及、研究心のない方

申し訳ありませんが、ご指導させていただいても上達をお約束できかね、お支払いただくお客様【生徒様】のお月謝が無駄になってしまうこと、双方の時間の無駄になりかねますのでご遠慮くださいましたら幸いに存じます。なお、当会は生徒集めに徹した募集はいたしておりませんのでご理解ください。

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炎を描く

みなさん　いかがお過ごしでしょうか。
教室院展の発表に向けて精力的に取り組まれている今日この頃です。どうかみなさんの力作が当会の会員展覧会としてまた
花を咲かせてくれることを期待するばかりです。

さて、今日はこちら。
今回は私の「光を描く」のテーマとして炎を取り上げます。

炎は私の課題としてもよく描いており、私が公募展覧会でも初回にして準大賞を射止め高く評価していただいた作品の
一つとなっております。

今回は墨彩と墨のみでの表現方法で燃え盛る炎を描いております。

ちょうどご紹介をこちらのブログでもしておりますが、日貿出版社さまより今月発売となった「光を描く」という出版物でも
その描法について詳しくご説明しております。

みなさんも水墨画を描く際に「光」というテーマを大いに研究のテーマとされ水墨画表現としての光を
ぜひ挑戦してみてください。

炎は生き物のごとくそのうねりや燃え盛る勢いをいかに筆の筆致で表現するかがポイントとなるはずです。

今回も試行錯誤し、ベストな紙にベストな色調と墨色で描いた炎です。

土台となる炭の表現にも一工夫し少しでもリアル感が伝わるように描いた一枚です。

一方で、墨彩から墨のみへ。

墨の濃淡は水墨画の命であり、水墨の光を描く上でも濃淡で表現することが重要です。

その光の度合いをよく考えて今回は墨彩と墨のみの炎に挑戦したものです。
ぜひとも刊行物の解説をしておりますのでみなさんの水墨画上達　光の表現に挑戦トライしてみてください。