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嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class

渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中 

日本山水を描く

fzn

みんさん こんにちは 
六月も後半へ もう明日には沖縄は梅雨明けになるようだとか。

日本列島は先日の台風の影響もありいろいろまた自然災害に見舞われており、和歌山の集中豪雨による被害に心からお見舞い申し上げます。


さて、今日の一枚はこちら。

先日、私の展覧会でお越し下さった日本舞踊の家元の先生より山水画の注文を受けまして制作をしている作品です。

なかなか時間が取れそうもないのでご無理をいいまして時間を頂戴しやっとのことで形にしてみました。

今回の作品は中国 清代の古墨 茶墨を用いた山水の風景です。


私の教室にこられるやいなやすぐに絵を描いてくれと言われましてお恥ずかしながらおうけさせていただいた訳ですが、中途半端な水墨画など描ける訳にはいかずあれやこれやと暗中模索の日々でありました。


こんな風に人様からもけっこうお声をいただき、作品をご提供したりしておりますが、何でもかんでもという訳でもなくお金の問題でもありません。

いちばんいい物をそのご注文社様にお届けするそんな強い使命をもたないとけっして描ける訳でもありませんので
絵や書を書くという行為はなかなか難しいものです。


心が入っていないとまずだめ。

またよく見せようなどという思いが先攻してしまうのも形を意識してしまいダメなのです。

ときおり、目をつぶっていましたら思い描く構図が浮かんで来たりします。

そういう瞬間に墨をすりながら心を落ち着かせて描く そして自分を絵の中書の中に確実に反映させていかないと
墨に思いを託した傑作も出来ないのです。


私が生み出す絵画や書はあくまでも心の思いをなくしては全く存在しないのです。

ですからこの出来上がった作品を売ったらもうおさらばではなくその絵がどういう場所にかざられるか
どう光放つかを最後の最後迄考えてあげないと行けない。

それが私の絵や書を輝かせる思いでもある。

ただ描けば書けばよいというような段階で仕事をしていては決して人の心を打たないのです。

私はこれからも嵐酔というわが芸術家としての思いを研ぎすまして筆に思いを伝え後進にも広めて参りたいと思う今日このごろであった。





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  1. 2012/06/22(金) 16:09:38
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