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嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class

渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中 

石の上にも三年経つと

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みなさん こんにちは 三月に入りましたね。桃の節句の昨日もまだまだ寒い1日 いつが来たらほっと落ち着くのやら。

さて、今日はこれを書いてみました。
前衛書というもので大きな筆に一気に描いてみる大字という書道です。

とても難しいものが墨色で青墨と黒の墨の調墨では生きた書になるか死んだ字になるかの大きな分かれ道なのです。

この度は、「石」という字を調墨しながら仕上げてみました。
なかなか前衛は面白いのがその時その時の気候や温度 湿度などの環境によっても変化してしまうためにまさに実験的な書道という事ができます。


今回はまあまあこういう感じでの仕上がりになりうっすらと青墨の美しさが字の周囲を取り囲んだ味わい深いものになった気がします。


さて、「石の上にも3年」という言葉がありますように、我が教室でもその大切さを授業を通じて説いております。といいますのも、はじめはみなさん夢があります。

「私はああいう絵が描きたいな」「部屋に飾る為にこういう絵を描いてみたいがもっと技法的に凝ってみたい」とか。「人物を描きたい」とか。

そういう夢をもって望まれるのは大いにすばらしい事なのです。しかしそこで一番大切なことは、それを達成するためにどれだけの基本を学んでいるか。それを描くだけの技法 能力をやしなっているかということになるのです。

私の生徒さんの中にも、「やっぱりうまく行かない」「なかなか思うように行かないな」といいながらも筆を置く事無くやり続けてきた生徒さんもいます。 約3年あまりたった今は、大きな作品にまで挑戦を出来る勇気を養い、また基本をきちんと学んできた成果がその人の今の水墨画や書を作り出しているのだと思うようなことが多々有ります。


生徒さんが、少しずつ初めの希望や夢に近づいている結果を一緒になって見るときに私は、「石の上にも三年」たてばこういう立派なところまで成長できるということを改めて感じてしまうのです。


今日もそういうそれぞれの夢に向かった筆に夢を託した生徒さんと出会っています。

一人一人の夢を叶える為にも私も多義に渡って指導の幅を広げていかないと勉強もしないと行けませんが、生徒さん一人一人には「石の上にも三年」という精神を筆を通じて感じて頂けたなら大変光栄だと思っています。


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教室院展まであと約1カ月とちょい。 どうか全力で思いを残せる作品を残してください。
そして展覧会当日にともに貴方の心の夢を拝見したいと思います。

がんばりましょう。!!



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▲何度も何度も構成を考えて筆を動かして描いておられます。がんばっている姿は美しいですね。


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▲難しい波濤の世界を水墨墨彩画で。波らしく描けるように熱心な努力がされております。



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  1. 2013/03/04(月) 16:05:10
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