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嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class

渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中 

墨色の奥深さ 上高地

tjら


みなさん ご機嫌いかがでしょうか。 今日も何やら肌寒い一日になり花冷えでございます。
お体など急激な気温の変化にどなた様もご自愛のほどを。

さて、今日の一枚は春間近の上高地を水墨画で描いたものです。 
墨色というのはいつ時も不思議なもので、その時の気分もしかり、気温や環境によっても様々に変化を繰り返す魔性の
生き物でようであります。

だからこそ、自分が予期せぬことが起こりうる為にいつ時に筆をもっても新鮮な気持ちにもなる。

今回は中国古墨で「蘭貴沈流」という青墨で描いたものできりりとしまった山間大地の空気を表現してみました。

墨色はわずかな水の入れ具合や筆致によっても大きく変わります。
和紙に染み渡りながら水と合流して作り出すこの写意画法はとても斬新で、水墨画ならではの美しい墨が心を打ちます。


上高地もまだ寒いようでやっと雪解けになっているようなところもありやはり山間だけあり空気もきりりと澄んでいるようで自然の美が凝縮された空間のようです。

水墨画ではやはり空気の美しさ また、このように水墨画ならではの墨色のにじみや掠れでまさに水墨画の大境地をこうして描き出せるのです。

私はやはり水墨画は難しものでありますが、いろいろ無限の可能性を秘めた画法絵画であるなあとつくづく感じてしまいます。

上高地にも春の穏やかな風が吹き渡り早秋の大地の足音がちらりほらりと聞こえてくるそんなころになるでしょう。

墨色で描くこうした風景はとても癒されますし、墨だけの絵画はやはり日本人の心にも何かしら響き渡るものがあります。

大自然の美しさをこれからも可能な限り水墨画でのこしていければいいなあと思っています。

墨色は今日の自分を映し出すように、この水墨画の絵に私の今日の心が見えるような気がます。

みなさんも水墨画という東洋ならではの絵画技法で心に残るそんな一こまを墨色に託してみてはいかがでしょうか。




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  1. 2013/03/26(火) 14:46:33
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