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嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class

渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中 

一体何なのだろうか公募展

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みなさん こんにちは まだまだ寒いです。 アトリエ教室に向かう手足も大変移動中に冷たくなりますね。
風邪などお引きのみなさんも多いのでどうぞお体を大切に。


さて、今日はとある記事での私の意見を述べたいと思います。

先般、朝日新聞での報道で明らかになりました日展やら全日展の公募不正審査の報道では我々、同じ書道や水墨画とういう芸術で生業をする者に取りましても大きな衝撃であり、文化庁など公の政府行政監督下にあるそういう団体が、今までずっとそういう不正をしてきたということなのです。 こんなばかなお話があるのでしょうか。見つからなければいいという団体側 杜撰で管理しているお役所側。。。。。



たいへん許せないことは、世間から多額のお金を集めながらももう既に作品評価をするということよりも出品する前から談合とも言うべき形で入賞入選者が決定してしまう。なんということでありましょうか。


書道のみならず、報道をみれば日展では洋画部門でもあったようです。

日本で最高権威を持つとうたわれてきた公募団体、日展 いったいこれが真の芸術を輩出し日本の芸術家の最高登竜門などとうたわれていいのかと憤りをかくせませんね。


なぜ、こういう事が日展で起きたのか。 また県知事賞を架空の人物に随分昔から申請し授与していたなどという日展とは別の団体もありましたがよくもそういうことができたものだと開いた口がふさがりません。

人を欺きながら心が痛む事はないのでしょうか。


このようなことがはびこっているのは芸術というものを本来ビジネスの道具としてしか認識できないそういう族がうようよといること。 

また本来、審査員などといいながらもまったくもって審美眼を持っていない。自分の懐を増やす事以外に目的のないそういう人たちが審査をしているからなのでしょう。

書や水墨画の世界しか私には本来見る目がないのですが、審査員となっている作家の作品の中には「え、これが」という目を疑いたくなるような作家の作品もよく見ます。これは何であろうか。



私自身ももちろん公募展にも出品をし、いろいろ評価をいただきましたが悪いのもあれば良いのもあり。それが芸術をきちんと評価された結果だと思っています。また、初めから入選をしていくというものでもなく、階段です。何事にも順番をきっちりやる それが一つの芸術家の道のりだと思うですが。。。


何もそこに金銭授受などもないわけで お金で買えるような賞をとったことで一体何がかわるのでしょうかね。
お金をはらってまで大臣賞をとって明日から貴方の芸術作品の評価がいっぺんしますか。
ばんばん売れますか。そこです。

お金がなければ芸術をしている者は一切評価に値しないと言わんばかりのそういう世間の公募展には憤るばかりであります。


日本の公募展では、そういうことも多々有るのかもしれませんね。明るみに出た団体など氷山の一角ではないか。
そういう入選入賞が出品前から決定される仕組みが有る以上 まっ、日本の芸術家などと称する者はなんらたいした事もないでしょう。ましてや芸術院会員などという肩書きの審査員がそういう不正を指示していたというのですから。

私自身、はっきり言ってまったくもって肩書きが蒼々たるものである芸術家であろうとも所詮は芸術家としかみていないのでなんの驚きをももちません。
それよりもそういう芸術家よりもその道を学ばれる真面目な弟子のほうがすばらしい作品をかいているなあと作品をみて感じることが多いのです。

なぜ評価されないか。日本には先に話したような芸術審査のなかで見えない力学が働くからなのでしょう。



見てご覧なさいといいたいのです。

写真でも上げたように、みなさん貴重なお月謝を毎月払いながら筆の道を来る日も来る日も地道に磨きをかけて、本来ちまたで開かれている公募展への出品をする訳です。

公募展出品といってもそれなりに出品費用がかかる訳でみなさん 公募展へ出品する人もきちんと公明正大に評価をされると信じながら出品しているのですね。


その思い また、作者が心いれて制作した作品が評価されずに入落を決定される。ばかばかしいお話です。
審査にあたる者も心を腐らせてはならないのです。!!


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私の生徒さんたちも今一所懸命に筆をもっています。どなたも遊びだけでやっている人などもいないし、いつしか評価もされたいと願う人もいます。

そういう人たちの為にも、不正はあったはならないことであり、きちんと芸術本来の真意でいいか悪いかを評価されるべきなのであります。


幸いにして私が所属している団体は、そういうことがないように思います。
お金もそんなにかかりません。 常識範囲でしょう。 

賞をとって上の先生にお礼だと称して金品を渡す いったいなんでしょうか。
こういうことをやっている以上何の発展もないし、古くさい。もっと芸術本来でいいものはいい悪いものは悪いと評価をされるそういう環境 芸術家本来の技能をもって年数の若い者でも実力あればきっちり評価をされるそういう環境作りを模索しない限りに日本の公募団体の質は衰退していく事になるであろうし、日本の芸術家などの評価は地に落ちたものといって過言ではないでしょう。


私の教室でも、今多くの仲間が筆をもって書や水墨の世界を地道にお稽古しいつしか発表もしたいといっている。
そういう方々の想いを私は無視はできない。

私が自ら体験し、そういう不正な団体には一切関わらないようにしている。ましてや、我が設立した団体の公募では毎年多数の参加出品があるがそういうことをしていないので初出品の者が大賞に輝くことも不思議ではないである。 そして中身をきちんと評価してくれる。ですから、今後もきちんと評価をしている協会への出品を勧めたい。

公募団体のみなさん、習われているみなさんは、どなたも作品に心を入れているのです。 その作品に対する想いをかき消すようなことは慎むべきであり、そういう不正が蔭で行われない事を願うばかりであります。

そして、何よりも文化庁はじめ知事賞などを交付する役所ももっとしっかりしろ!!と言いたくなる。
団体任せにしておいて「団体任せにしていたから今後の推移を見守りたい」などふざけた回答をしてはならない。

管轄する役目であるのですからそういう観点からもしっかりしてもらいたいと強くここに申し上げたい。

いろいろ申し上げましたがココに胸の内を書く事ができ少しばかりは落ち着いた気分だ。。。。。






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  1. 2014/02/20(木) 11:42:07
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