嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class
渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中
前衛書の魅力

みなさん いかがお過ごしでしょうか。九月に入り幾分か涼しくなり芸術の秋になりつつありますね。
さて、今日は前衛書の魅力について書きます。
上の作品は今回古墨をすりおろして書作した前衛書の「音」という漢字です。
この作品を作るときのもっとも命になる作業が墨の色合いなのです。 大きな端渓の硯でゆっくりゆっくり時間をかけ
青墨を基調に色を調合してすりおろしていきます。
書作する枚数にもよりますが大きな前衛用の筆を用いますからあまり多くの枚数を書作できるわけではなく
墨色も生きていないといけないですから本当にその時勝負というような書の作品になります。
今回もゆっくりゆっくり時間をかけて墨をすりながら白い紙をじっくり見つめならこの作品をどのように書作すればいいのか
またどれぐらいの色合いに仕上げていくかなどなど思い浮かべながら頭の中で書をイメージ つまり出来上がりをイメージしながら創作をしていかないといけないのです。

こちらも書作した燕という作品 このような色合いをうまく表現することが一番難しいジャンルで書の醍醐味であるにじみとかすれをうまく調整しないといけないのです。


上は墨色を濃墨 淡墨でにじみを生かした雨という作品 まったくにじみのできない紙に書作してみた。


墨がじわじわと紙に滲みながらきれいな墨色が無限に広がる 何とも偶然の美というような予期せぬ芸術がこの前衛の魅力かもしれませんね。
我が教室でもこういう墨色をだせるようにしっかり指導しながら生徒さんも挑戦している人もいます。
大きな筆にたっぷりの墨を含ませて一騎に筆をふうることがとてもワクワクしますね。
前衛の魅力はやってみて初めてわかるものです。どうかみなさんもこの美しい墨色を楽しみながら書作してみてくださいね

外国人の生徒さんもこうしてトライしています。 いやあうれしいことですね。 書を愛する者心は同じです。

可能性を求めて書の追及は永遠ですね。 墨を作る その行為が祈りでありまた書に対する一番大切な時間ですね。
そして墨色が生きれば書も生きる そういう思いで発色の勉強を追及していくこともまた前衛書では求められる学びでありますね。
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