嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class
渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中
墨色が命

みなさん 今日も多くのご来院とまた新しいメンバーを迎えての教室 大変感謝を申し上げます。
多くの方が新しい筆を持ってくれている今、好調のよいスタートにうれしく思います
さて、今日は水墨画 書の醍醐味であります墨色について。
お稽古では墨は最近よくなってきた墨液で練習をしますがやはり作品となると墨色はもっとも重要なものになります。
墨色が成功していないとやはりいくら描いた作品がよくてもそこに生命が宿らないもので、私なんかは1,2時間もじっくりと制作には求める墨色に出会うまでは擦り続けております。
その世界がまた創作をする自分自身にとっての心の中の対話であり、またさらには祈りのような気分をいただくそんな神聖なるひと時でもあります。
私は、相当に墨色にこだわっていますのでたかが墨色されど墨色の気分で墨を綿密に探し出すところから始まります。
自分で探し求めた墨を硯の中ですりおろしては作品においてもっともすばらしいあった色合いになるまで何度も調墨していくのです。
奈良でかった古墨のよさはまた格別で今なおそれを惜しみながらすりおろしてまいります。
墨色はやはりすってこそ本来の墨液にはけっしてない幽玄で深淵な色合いが出てきます。

それを白い紙に走らせたときに生まれる感動と言ったらそれは語りつくせないというのが本根ではないかと思っております。
書も水墨画も然り。やはり単に描く書くだけではない。墨色を研究してこそまた奥深さが生まれてくる。
そのすり方にも実はコツがあるのだがそれは教室に来る方にはこっそりと秘伝の擦り方を紹介している。
何事も初めてみて挑戦の世界であり、その経験を通じて理想という世界に至るような気がしております。
現在多くの方が洛陽会院展に向けて意欲的に作品づくりに挑戦中。ますますこれからは擦った墨色のよさを味わう絶好のチャンスでもある。
良い作品に出会うためにも墨色をもとめて墨を自分自身の手でやさしくすりおろしていただきたいと願う。
その墨色をもとめて心が墨色に染まっていくときに、描きたいもの書きたいものへの祈りがそこに生まれてくるように思うのです。
ぜひ擦った墨を試してくださいね

中国の墨 古墨で描いた白梅。 なにかしら透明感を感じてしまう。

墨色の作り方を懇切丁寧に紹介するのも大事なことである。

やはり擦った墨色には何とも言えない味わい深さが感じられるものである。

★★★速報!! お席に若干の余裕しかございません。ご連絡を順次いたしております。書画お稽古などお考えのお客様や体験のご依頼はお早めにお願いいたします。!!。現在少人数での午前のクラスを開設しました。お問い合わせください。★★★ 少人数指導を徹底しており制限がありますので希望に添いかねる場合はご了承ください。




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