嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class
渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中
墨をおろす瞬間

みなさん こんにちは いかがお過ごしですか。今日は東京も温かくうれしいかぎりですが明日からはまた寒波が到来。
まだまだ先の見えぬ春に首を長くして待っている次第です。
さて、今日のお話ですが、教室でも作品によっては一から墨つくりから始めることもあります。
墨をする そして筆をにぎって作品に向かうそれが本来の姿であります。
私も作品の大小にかかわらずやはり作品として仕上げるそういう場合は、墨汁ではだめですね。
やはり墨を上の生徒さんのようにゆったりした気持ちで墨をすりおろしていきます。
その瞬間がとても気持ちがいいですし、磨きたての硯でしたたる水滴からの水をうけて松煙墨(青墨)なんかをゆったりとした気分ですると気持ちがだんだんと落ち着いていき、作品のイメージといいますかその作品を書くという瞬間でのかけがえのない緊張感を味わえるわけです。

書道も水墨画も墨をすって本格的に書いていけばやはり気持ちも乗ってきますし、その墨をする時間こそがその作品に向かうべき心意気なのだと感じます。
作品を作るだけにあらず、作品には品位とまた美しい限りの墨色をもち、作品の心はその墨色 筆の筆跡に込められるわけであります。
ですから、教室でもやはり、単に墨をすることもせずにただ書いているだけ 描くだけでは本来の芸術の心を紹介できかねないと私は思っております。
教室では現在教室の院展に向けてさらにその作品の構図などが出来上がってきたら本格的に清書へと入っていきます。
その中で生徒さんは硯に向かい、特別な時間を持ちます。特に書道はそういう方が多いでしょう。
墨色を見ずにしていかにしていい作品と出会えるでしょうかね。おそらく無理でしょうね。
墨を静かに下ろしながら作品をその擦っている時間いイメージする時間 とても大切な時間だと私は考えております。
みなさん どうか楽しみだけではなく、心静かに墨をすりおろしながらまた作品制作にひたすらに向かうこと
それが無心の世界ではないでしょかね。



すりおろすと何とも言えない墨色に出会います。これもまた瞬時にしてそして偶然に。。。だから一期一会の世界がココにもに広がるのです。


すりおろした60年前もの古墨で描いた山水 実に香り高い優雅なにじみであった。

命 生命 生き生きとした色合いに調墨したものである。

酒にはちょいちょい酔っ払い気分で筆をもつことも。。。。

やっぱり可能性がある墨の文化は奥が深過ぎますね。。。、みなさんもその魅力をこれからも見つけ味わいましょう。

▲第37回国際書画連盟展 いよいよ開催▲当会院長であります矢形 嵐酔先生が所属している国際書画連盟展が東京 六本木 国立新美術館にて本日より
盛大に開催されております。
どうかご友人様お誘いあわせの上ご高覧賜りますようお願いいたします。当会門人も多数上位入賞者はじめ展示されていますのでよろしくお願いいたします。
会場:東京 国立新美術館
会期:平成27年1月21日(水)~2月2日(月)
時間:10:00~18:00まで 最終日14時まで 入館は閉館30分前まで
主催:国際書画連盟 後援:文化庁・中国大使館・東京都
私は理事役員枠といたしまして今回は墨虎を描いて出品しております。 ご高覧願います。

★★★速報!! お席に若干の余裕しかございません。ご連絡を順次いたしております。書画お稽古などお考えのお客様や体験のご依頼はお早めにお願いいたします。!!。現在少人数での午前のクラスを開設しました。お問い合わせください。★★★ 少人数指導を徹底しており制限がありますので希望に添いかねる場合はご了承ください。




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