嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class
渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中
水墨画の命は線にあり

みなさん いかがお過ごしでしょうか。
春めいた季節の中、みなさんもご機嫌よろしいかとお察しいたします。
多くの新しい仲間が筆仲間としてこのすばらしい陽気な春にお迎えできますます活発に筆をもって交流できる環境があることに感謝感謝です。
みなさん、すがすがしく筆をもってともに研鑽に励んでいってほしいですね。
さて、今日は、上記の作品をご覧くださればと思いますが、こちらは今月初旬に行われました「国際水墨芸術大展」東京都美術館で見事初入賞した門人の作品です。
何とも言えないこの作品は墨色だけではなく、淡彩の美しさ また見事な構図 本当に努力の跡がひしひしと伝わってまいります。
作品はただただきれいなだけではなく、いろいろな技法やまた構図の問題において大きく左右されています。
私が、特にすべての門弟に言い続けること、それは濃淡も然り、まずは線を鍛えよということですかね。
多くの門弟が非常に伸びていくなかで、ますます重要になるのがこの線の質なんですね。
線は、一日してなるようなものではなく、長年の鍛練の中で上達していきます。
そのためにやはり重要なのは書をたしなんでいるか否か。書道をしている方で師範をお取りになっている方も入門され水墨画を始められるとやはり筆の線という点ではとても筆さばきがなれているため上達が格段と早くなるようです。
私も幼いころから今まで書をたしなんでいます。書をやることで線を自然と鍛える結果につながるわけです。
上記の梅の門人も書を当会で学びバランスよくその上達がされているお一方なのです。

私が思うに、審査員として審査をすることもたまにあるのですが、その大半以上が線が生きていない なにか生気が感じられない作品も多いのです。
もちろんきれいに描けて入るのですが、そこに気韻生動の生きた線がないために訴えるものがないのですね。
ですから、みなさんは絵を単に描いているわけであって実はその本質が描けていないというそういうことになっているのです。
我が会では、線を徹底して何度も履修します。
生きた線をなくして生きた画は生まれないと考えるからです。そのためには、関係がないと思われる書はその生きた水墨画を学ぶにあたって本当に重要な世界であります。
書を長年学んでいる人はやはり画もうまくなるのが断然い早いのです。
ですから、みなさん、どうか書をおろそかにせず、線を鍛えるということでは必ず実践をし画賛を入れるそういう勉強にも本腰をいれていただくことが重要であると申し伝えたいと思います。

上記の像の作品も同様に今回の大展で見事上位入賞へ選出され本人も大変満足されていました。
何度も何度も線を重ねながらすばらしい像の質感を出せているように思います。
濃淡もすばらしいし、またその構図が大胆 また背景も見事です。
水墨画も単に画を描くことではなく生気を踏まえて線を活かす そういう筆使いを願うばかりです。
こちらの生徒さんはもう先生になられる段階まで来ましたね。ここまでくればはずかしくもないでしょう。
どうかこれからも線を大事にいろいろな線を習得し、生気にあふれた作品をは残していただきたいものです。

教室の院展の締め切りももうまじか。 みなさん最後のラストスパートに。
毎年毎年の作品が大きく向上し、習われるすべての生徒さんが今回はここまでというように満足をして筆を持ってくれています。
ですから、当会の院展では多くのみなさんが毎年大きく前進し向上を続けています。
「線を鍛えることなくして生きた画はかけず」
この言葉を大切にしっかり線を鍛えることを念頭に筆の学びを今後もしっかり続けていっていただきたいと願っております。
みなさん 最後まで頑張ってくださいね。

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残念ながら、当会は上達を確実に感じていただくため、以下の方は勝手ながらご遠慮くださいますようお願いいたします。
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