嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class
渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中
書を重んじて

みなさん こんにちは いよいよ今日で11月ともおさらば。
本年度も残すとこ約1か月となりましたね。だんだんせわしい時間を迎えることと思いますが体に気をつけてしっかり
時を歩んでいきたいものです。
さて、今日は書について。
最近、若い方が積極的に書を学びにこられるわけでこれまたITの盛んな時代にこうして自らが筆を運びに来てくださっていることに
感謝したいと思います。
書という芸術は実に奥が深く、一つの横線を引くにしても相当の訓練と集中力を要しますね。
ですから、我が会でも線の基本を何度も何度も集中して取り組んでいただき、昔の名品を臨書したりまた線の練習に
徹底的に取り組んでいただいております。
ただただ書くだけではいけないのです。
そこに命を吹き込んでできる美しい線質を求めるわけで単に筆で書くというだけに終わらない気がいたしております。
上の生徒さんも熱心に学んでいただいている方で仕事帰りに足を運んでくれています。
現在は北魏の楷書 牛蕨蔵象を書作されています。
書というのは建築物と同様に基本の徹底した線をしっかり練習していただかないと決して美しい品のある作品にならないわけで
集中をして心を筆に託す思いで命を吹き込むという毎回そんな姿勢をなくして完成しないわけで
そういう意味でも殺伐とした現在、心静かに心を静め自分としっかり向き合い筆で自らが書くという行為に
何かしらの意味を感じて皆さんが書を始められるのではないかとも考えております。
古の名品に心を触れてまた自分が書作する中で歴史を知り、また書の線質を一生懸命に鍛えること それが自分にとって
一つの修行のようなものになっているのではないかと私は思っております。

正月に向けての書初めをされる若い生徒さんです。実に流麗に書をかけるように成長されました。
将来も楽しみです。

書を学ぶことで自らと向き合う中でいろいろと書の構図 バランスなども学ぶことができます。
それが当会では水墨を習われる方がほとんどの中で大変役に立っていると思います。
書は絵に関係なしではなく、同じ墨を用いて描く絵の世界もまた書の理論みたいなものは関係しているように思います。

一方の生徒さんは、発色が命であります前衛書道にも挑戦。 いい墨色を出せています。あとは線質でしょうかね。

これからも一人でも多くの方が書の魅力を感じ、打って文字を書くということではなく自らが筆をもって書くということが進んで行けるように私も精進をかさね多くの人に書という芸術の魅力を紹介できればと願っております。
みなさん、書をしっかり重んじ生活の中に生かしてくださいね。


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