嵐酔水墨画書道教室 東京・渋谷表参道/恵比寿、銀座で学ぶ水墨画と書の世界 ~Ransui's Sumi Art class
渋谷恵比寿と表参道で学ぶ本格的な水墨画と書の世界 心の模様を素直に墨と筆に託して思いを伝える そんな教室の様子 水墨画と書の文化を活動を通して発信中
墨との対話

みなさん こんにちは 日々寒い日が続きますね。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、2016年も好スタートをきりみな門弟はしっかり筆を健全に持ちながらお互いに墨を通じて心の交流を深めております。
新しい仲間も迎えられまたこの教室 及び協会はみなさんの活気をいただきながら健全にスタートをしております。
この場を借りてお礼を申し上げます。
さて、今日は「墨との対話」と題してお話します。
墨に向かう前にみなさんはどのように思いますか。 墨は生き物であり、私は墨はある意味鏡のようなものであると大変恐れながら墨をすりおろします。
日々、指導をする傍ら作家活動も続けており、、また今年は多数の出品依頼が来ておりひとつづつの課題をきっちりこなしていかないといけないのですが墨とのまずは相性がないと決していい作品に出逢えないのです。
墨は鏡のようなもの。それは私の心の波動みたいなものがそのまま映し出されることなのです。
ですから気分が落ち着いていない、気分が乗っていない イライラして単になめてかかっているなどはもってのほかで
私は澄んだ気分 穏やかな気持ちになれるように今年は瞑想にふけることもするようになりました。
瞑想といっても心を落ち着かせつために目を閉じ、墨の香をきちんと味わいながら心の気分を最大限に絵を描く書を書く
状況にふさわしいそんな気分に持っていくようにしているのです。
日常を生きていますと、腹の立つこともありますし、感情に左右されてしまうこともこれまた人間が感情をもった生き物である以上
仕方のないことなのですが、どうしてもそのまま不安定な気分で筆を持つことが一番無意味なことにも気づきましたし、
やはり書画という世界はその人の心のままであることをつくづく感じるようになりました。
今は、一人ひっそりと我が好きな課題に向けて心を一心に墨色に思いをはせて、ゆっくり自分の心の心象を形にしていければと
無心に制作を続けております。
しかしながら、やはり心の模様は葛藤のなかにあり、墨との対話をつづけながら墨の気持ちをもって我が心の模様を託すことの難しさをかみしめております。
私は、今年はもっと瞑想にふけ物事の本質 また自然へ心の共有をもっと深めていきたいと切望している。
墨を前にゆっくり心を落ち着かせる 穏やかにさせることがいかによい墨色を得て、すばらしい作品に出逢える第一歩であるか
それをもっとじっくり心にとめて今日も墨をすりおろしたいと考えている。
みなさんはどのような気分で墨をすりますか。
一度ふと立ち止まって墨とともに心をじっくり見つめてその時の気分を今一度かみしめてほしいと思います。
きっと、また違った感覚で書画に向かうことができるような気がします。

古墨で描いた波濤の図


墨彩の世界もやはり墨色がきれいでないと生きないものですね。透明感がある墨色が重要です。

水晶末を用いた水墨滝の流れです。 局部


これからも墨と仲良くなりながら私自身の作品を生んでいければと思っています。
それは我が人生の歩みとともに。


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